第2回 京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」

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京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」

 
京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」は、京都で長年にわたり育まれてきた「伝統文化を支えるものづくり(=伝統産業)」の新たな可能性を示すため、現代のライフスタイルの中でこそ生きる工芸品・製品の提案を顕彰するコンペティションです。
また、展示や販売・受注等につながる機会を設けることで、つくり手の活動を支援しようとするものです。 

展覧会|開催概要

名称第2回 京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」展
会期2026年2月7日(土)〜3月22日(日)
※休館日:2月15日(日)、2月24日(火)
開館時間10:00〜18:00(最終入館 17:30)
会場京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)
観覧料一般500円(大学生含む)、小中高生400円
・未就学児は無料
・障がい者手帳を提示の方本人および介添人1名まで無料
・京都市内在住 70歳以上の方は無料(入館時に証明できるものを提示)
・京都市内在住または通学の 小中学生・高校生は無料(入館時に証明できるものを提示)
・和装の方は無料
主催京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)
共催公益財団法人京都伝統産業交流センター
協賛株式会社強羅花壇
THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel、京都東急ホテル
後援京都新聞、KBS京都
協力京都府、京都市、京都・大学ミュージアム連携
事務局・お問い合わせ京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)tft@miyakomesse.jp

展覧会の見どころ

 

国内外138点の応募から選ばれた約70点の入選作品の展示

本展では、京都にゆかりのある作り手を対象とした「職人・作家部門」と、全国の芸術系大学生・専門学校生を対象とした「学生部門」から、審査を通じて選ばれた作品約70点を展示します。
今年度のテーマは、「守・破・創(しゅ・は・そう):伝統工芸の継承と革新」。受け継がれてきた技や価値観を大切にしながら、既存の枠組みを見つめ直し、新たな価値や表現を創り出す意欲的な作品が揃います。
時代の変化を見据え、伝統を活かしながら新たな工芸の可能性を拓く——そのような作品による創意工夫と挑戦を、ぜひ会場でご覧ください。

来場者による「オーディエンス投票」

会場では、来場者の投票によって決まる「オーディエンス賞」選考を実施します。来場者の皆さまの一票が、次世代の伝統工芸を担う作り手の励みとなります。

・投票期間:2026年2月7日(土)〜3月8日(日)
・投票方法:
 ① 観覧券購入時に配布する投票用紙をお受け取りください。
 ② 展示作品をじっくりご覧いただき、お気に入りの作品を選んでください。
 ③ 投票箱に投票用紙を投函して完了です。

京都市交響楽団によるアンサンブル演奏会

会期中の2月8日(日)には、京都市交響楽団による創立70周年記念事業アンサンブルコンサート「工芸」の音楽会を開催。工芸の展示空間の中で音楽を楽しめる、特別なプログラムです。

・日時:2026年2月8日(日)11:00〜11:45
・申込:不要(本展の観覧料でご鑑賞いただけます)
・会場:京都伝統産業ミュージアム

スケジュール

内容日時・場所備考
応募期間2025 年8月18日(月)~11月16日(日)応募期間は終了しました。
書類選考2025 年 12 月上旬選考結果は、12月11日にメールで通知しました。
通過された方は、以下の日程に作品を提出してください。
作品解説提出2026年1月10日(土)締切 
作品提出2026年1月29日(木)~31日(日)持参もしくは宅配便で提出してください。
作品展示2026年2月7日(土)~3月22日(日)
京都伝統産業ミュージアム
観覧料(一般500円)が必要です。
審査会2026年2月24日(火)
京都伝統産業ミュージアム
国内外で活躍されている審査員による作品審査を行います。
表彰式、交流会2026年3月22日(日)
京都伝統産業ミュージアム
受賞者発表・表彰式および交流会を開催します。

審査員

名前    プロフィール
池坊 専宗
Ikenobo Senshu

華道家・写真家

京都に生まれ高校まで過ごした後、慶應義塾大学理工学部入学後、東京大学法学部入学。
東京大学卒業時に成績優秀として「卓越」受賞。華道家元池坊青年部代表を務める。自分の生けた花を撮影し写真としても表現するかたわら、祈りの展示「MOVING」をJR京都伊勢丹で行う。東京国立博物館アンバサダー。講座「いけばなの補助線」や文筆、デモンストレーションなど様々な形で花を生ける意味を伝え続けている。信条は「光を感じ、草木の命をまなざすこと」。

石井 聖己
Ishii Seiki

SEIKI DESIGN STUDIO

1986年生まれ。京都府出身。
京都を拠点に活動しており、国内外の様々なクライアントと協働し、戦略開発からアウトプットまで一貫してサポートしている。表面化している課題の解決だけでなく、将来に渡る本質的な課題解決や持続可能な価値創造の実現を目指している。また、アイデアの源泉として日々の生活における無意識な感情や衝動をきっかけに、素材のもつ表情を大切にし、シンプルな造形にこだわりデザインしている。
iF DESIGN AWARD, Good Design Award / GOOD DESIGN BEST 100, ほぼ日作品大賞 / 銀賞, James Dyson Award / 国内最優秀賞, MUJI AWARD 04 / 入選, その他受賞多数。

小山 ティナ
Koyama Tina

Pieces of Japan株式会社(POJ Studio)
代表取締役社長| Founder & CEO

スイス・ザンクトガレン生まれ。日本の伝統文化に造詣の深い母の影響を受けて育ち、チューリッヒ芸術大学でビジュアルコミュニケーションを学ぶ。卒業後は東京やシリコンバレーのテック業界で10年以上にわたりデジタルプロダクトデザイナーとして活躍し、Twitter本社でも重要プロジェクトを主導。
地域社会とのつながりや持続可能なものづくりを求めて帰国後、母とともに日本各地の職人を訪ね、伝統工芸の現状に触れたことをきっかけに、2020年に京都でPieces of Japan株式会社を創業。日本の工芸を次世代につなぐライフスタイルブランド「POJ Studio」を立ち上げ、商品開発から国際展開まで手がける。

鈴木 修司
Suzuki Shuji

株式会社ビームス
ビームスジャパン シニアクリエイティブディレクター

1976 年生まれ。三重県松阪市出身、鎌倉市在住。1998年にビームス入社。ショップスタッフを経て、“fennica”のMD(マーチャンダイザー)、B:MING by BEAMS”のバイヤーを担当。現在は“BEAMS JAPAN”のクリエイティブディレクターに従事する。「ビームス ジャパン銘品のススメ」著者、「小学生からの都道府県おでかけ図鑑」監修。

山下 順三
Yamashita Junzo

有限会社スペースマジックモン
代表取締役・デザイナー 

京都生まれ。
インテリアデザイン、ホテルアートワーク監修、和素材を活かしたプロダクトデザインを手がける。「出会いは新しい創造力を生む」をコンセプトに、伝統素材や技術に現代的視点を融合させ、国内外でクラフトアートやプロダクトの新たな価値創造に取り組む。
主な実績に、マリオットホテル北京「お茶会コーディネート」、フォーシーズンズホテル京都「ミーティングルーム木友禅染アートマネジメント」、ROKU Kyoto LXR Hotels & Resorts「アートワーク総合監修」など。

作品募集について

作品募集について|第2回 京都クラフトアンドデザインコンペティション「TRADITION for TOMORROW」

過去の開催情報

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