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「京ものユースコンペティション2022」受賞者決定のお知らせ

京都市及び株式会社京都産業振興センターでは、平成25年から現代のライフスタイルに適した「京もの」の作品コンペを通じて、京都の伝統産業に携わる若手人材を支援する「京ものユースコンペティション2022」を開催しています。この度、12月2日の作品審査会の結果、次のとおり受賞者2名が決定しました。

◆グランプリ 
【氏名】 近藤 健史(こんどう たけし)氏 32歳
【作品名】SHUKAカカオ


【活用した伝統産業技術】 京菓子
 「SHUKA」は種と糖だけで作る古くて新しいタイムレスな菓子ブランド。甘納豆専門店「斗六屋」の4代目として、素材の色や形までも残す、甘納豆作りの在り方に、自然へのリスペクトがあると感じ、甘納豆の持つ価値を伝え残すため、世界に通じるブランドを目指した。甘納豆作りで用いる「砂糖漬け」と呼ばれる古来の食品保存技術を活かしつつ、グローバルに親しまれているナッツも取り入れた。種が持つ個性や生命力をそのままいただける新感覚のお菓子は、コーヒーやワインなどとペアリングし、大人の至福時間にも愉しめる。

◆準グランプリ
【氏名】 前田 雄亮(まえだ ゆうすけ)氏 22歳
【作品名】西陣織帯地を活用した「luxury loungewear」N’s1182


【活用した伝統産業技術】 西陣織
 N’s 1182 は西陣織帯地の生地幅約31cmと制限のある中でのものづくりをしている。年齢、性別を問わずかっこよさを追求する人たちへ、自分らしさを大切にしてどの場面でも特別な時間を過ごしてほしいとの思いで、部屋着を制作。平安時代は湯帷子、江戸時代には浴衣となり、日本では古くから部屋着をおしゃれの楽しみとして着用されている。歴史的文化を現代に落とし込み守り続けた西陣織の生地を用いて、おしゃれでリラックスできる部屋着とした。

その他、受賞に関する詳細は➡京都市情報館てご覧ください。
また、2023年2月1日(水)~2月12日(日)まで
京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリーにて
「京ものユースコンペティション2022」展示販売会を行います。ご期待ください。