ICW新表具開発グループは、本年度で4回目の京都市未来構築事業に採択され、伝統工芸の革新と国際展開をさらに加速します。

京都を拠点に「小さく豊かに暮らす」を哲学とし、漆の伝統技術と現代デザインを融合させた日用品を展開するCocoo様との共同開発では、折り紙の造形美を活かした「漆の折れるお皿」を今年度中に開発し商品化を目指します。

また、昨年から構想していた折灯華クロックを今年度具現化し、新たな表具表現へと進化させます。さらに、展示会での来場者の声を反映し、コードレス充電式のセンサーライティングを製作中です。加えて、電気メーカーと連携し、海外市場をターゲットにしたブランケット型・シーリング型照明器具も開発し、販路拡大を進めます。伝統技術の継承と革新的アプローチを両立させ、京都から世界へ文化の光を届けてまいります。