一般社団法人パースペクティブ / 漆を活用した木製サーフボード等の商品開発および販路拡大事業

「山と海」「人と工芸」を繋ぐ漆ウッドサーフボードプロジェクト

安価、大量生産、大量消費の時代背景の中、国内における漆の使用量は過去40年で10分の1以下に減少。人材の不足・道具や素材の絶滅など、多方面で危機的な状況にある。

そんな中、漆の撥水効果や、その他合成樹脂などと比べた際の環境負荷の低さなど、素材自体の魅力に着目し、新たな活用方法を模索してきた。

2022年4月には京都市京北で木製サーフボードの工房を設立。木製サーフボードの専門家ホドリゴ松田氏との協業によりウルシ・サーフボードの製造販売を開始、地元京北の杉の活用にも取り組む。

サーフィンと漆の文化的な背景を通して「人と工芸、人と自然」の距離を縮めたい。木材の加工や、漆による加飾といった伝統技術の継承とともに、地域で循環する自然素材を活用しながら、美しい地球環境を次世代に繋いでいきたい。

パースペクティブ /(株)堤淺吉漆店
堤卓也
パースペクティブ
松山幸子
パースペクティブ
野田健太郎
LASCA WOOD WORKS
ホドリゴ松田