本事業、京都市伝統産業未来構築かけ橋グループ / かけ橋プロジェクトの杉本家住宅が築152年の京町家を修復するためクラウドファンディングを行われています。
今回のクラウドファンディングは、「杉本家住宅」が伝える有形無形の大切な日本文化・京町衆の文化を150年先の未来へ繋ぐために「All or nothing」(目標金額に満たない場合にはご支援をご返金)に挑戦されています。
9月12日第一目標金額の650万円を達成され、現在最終目標金額の1,000万円を目指して引き続き支援を募られています。
これまで続けて来られた活動を途絶えさせず多くの方々に親しまれる国の重要文化財「杉本家住宅」の保存のため、皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。
▶︎READYFOR 杉本家住宅修復クラウドファンディングページ
京都市の真ん中、四条烏丸にある築152年の京町家「杉本家住宅」。市内で最大級の京町家で、民家として市内唯一の重要文化財です。建物と共に江戸時代に京呉服商奈良屋を創業した杉本家に伝わる伝統的な京都人の暮らしのならわしを今に伝えています。奈良屋記念杉本家保存会では建物の保全に努めながら年中行事などを公開し、より多くの方に京文化を伝える活動をされてきました。
しかし、老朽化がすすみ、近年の異常気象などの影響をうけて傷みが加速し、大屋根を主とした建物全体の瓦15000枚すべての葺き替え、屋根構造部の修理、高塀の修理、耐震補強工事など、建物全体の大修理が必要な状態となりました。
工事の準備を進めていた矢先、新型コロナウイルス感染拡大の影響による主たる収入源である公開事業の中止などにより、収益が90%も減少してしまいました。今もって運営費はもとより、工事費用の確保が非常に厳しい現実に直面されています。
総工費は約2億円で、国庫補助を想定しつつも、約1500万円が不足しています。財団のみの財源では修理の実施は困難です。
これまで続けて来られた活動を途絶えさせず多くの方々に親しまれる国の重要文化財「杉本家住宅」の保存のため、皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。