新・紙製京漆器PJ

再生紙を活用、洗って何度でも使える新しい紙製京漆器の開発・販売

約9000年もの歴史をもち、京都でも京漆器や京仏壇、西陣織などを支えてきた漆(うるし)ですが、近代は石油化学製品の普及に伴い、過去100年で使用量は約90%も減少し、今や伝統工芸品の愛好家のために細々と続いているという状況です。
本プロジェクトでは、お手頃で機能性に優れた新しい漆器を京都発で普及させることで、従来の伝統工芸支持層の外へ漆の魅力を再発見いただき、新しい工芸の継承とライフスタイルを提案したいと考えています。
本製品のカップの素地は、特殊加工した継ぎ目のない紙コップを用いますが、今回、紙の原料として、京都の老舗本屋「大垣書店」より古本や古雑誌を提供いただき、再生紙にて製作したカップに漆を塗布し、「新しい京漆器カップ」の商品化にチャレンジいたします。

合同会社COCOO
株式会社 佐藤喜代松商店
RIGHT DESIGN 合同会社