日本酒と鶏肉の食文化発信プロジェクト協議会
鶏肉と日本酒のペアリングによる海外展開事業
2024年、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本酒への国際的関心が高まる中、当蔵は酒蔵ツーリズムを積極展開し、文化体験を通じた価値発信で訪問者が大幅に増加した。一方で、海外での日本酒の販路は日本食レストランに偏っており、多様な業態への展開が業界の課題となっている。そこで本事業では、日本食鳥協会・株式会社ヤマモトと連携し、世界的に親しまれている鶏肉に着目。部位ごとに相性の良い日本酒を開発し、京都市産業技術研究所と共に成分分析と官能評価を行い、科学的根拠に基づくペアリングマップを作成。これを活用し、アジア諸国の飲食店やバイヤーに提案、試飲イベントや商談を通じて販路拡大を図るとともに、体験型プロモーションやデジタル発信も展開し、継続的な需要創出を目指す。
佐々木酒造株式会社
佐々木 晃
一般社団法人日本食鳥協会(J.C.A)
佐藤 実
株式会社ヤマモト
山本剛史