京都がシルクテキスタイルの世界的な産地となることを目指し、西陣織・京友禅・丹後織物の府内染織3産地と京都府により令和3年4月に設立。
3産地の事業者が取り組む、従来の和装以外のインテリアやファッション等の新たなマーケットへの進出に対する支援や持続的な生産体制の再構築等を実施。
「TANGO TEXTILE
JOURNEY」は、京都府京都府内の染織3産地(西陣織・京友禅・丹後織物)と京都府からなる「シルクテキスタイル・グローバル推進コンソーシアム」が主導する、「丹後織物産地インターンシップ・マッチングプロジェクト」の一環として行われるトークイベント(学び)とフィールドインターン(体感)が一体となった事業です。
京都・丹後地域は、和装産業の発展と共に日本最大級のシルク織物産地として成長してきました。ライフスタイルの変化による需要の低迷にも、高い技術力を背景に柔軟に対応していくことで、海外のメゾンブランドからも信頼されるものづくりを行うテキスタイルメーカーや、伝統的な技術を展開し、オリジナルのテキスタイル開発で、新たな市場を切り拓く職人が現在でも多く集積しています。
一方で、高齢化や人口流出によって、次代を担うつくり手の確保が非常に困難な状況も続いています。
本事業は、ものづくりや手仕事などに関心が高い全国の学生を中心とした若年層を募集、招聘し、学びと体験を通じて、丹後織物産地の事業者とのマッチングにつなげることで、次代の担い手となり得る人材の確保を目指しています。